クロール:左ストロークより先に左腰をひねらない。ストロークは最後まで。
今回も前回レッスンと同様体をゆらゆら揺らすドリルから入りました。
これをすると、手足の動きと体幹の動きがちゃんと連動しているか、に敏感になれる気がします。
今回私が気が付いたのは、
・普段から右側はお尻をキュッと外側斜め上に向けて引き上げる癖があるので、ローリング時にスクリューの用にローリングするというよりは、ウェストから体が横にくの字に曲がってしまうこと。特に右腕のプッシュとセットになると一気にくの字がきつくなる。
・左側は体幹が弱いので、意識してローリングするようにしているのだけれど、体幹が弱いがゆえに左のストロークのキャッチ&プッシュの力を支えきれず&待ちきれず、ストロークに先行して、骨盤だけがクルンと回転しちゃって、早々とサイドキックになってしまっている
ということでした。
さらに、そのせいで、
・右側のストロークはストロークする範囲が狭まって窮屈なのでフィニッシュまで持ち込む前に腕を引き上げてリカバリーに入ってしまう。
・左側のストロークは、体幹から下がクルンとサイドに回ってしまっているせいで、これまた早い段階で腕が水面に浮き上がってしまい、結果フィニッシュまできっちり力を水に伝えきれられずに終わっている
ということにも気がつきました。
そういえば、最近、ちゃんとフィニッシュまで描き切るように、という指導を受けることが多かったのですが、体幹にも原因があったのですね。
その次のドリルは、あえて大げさにローリングする、というもの。
これで気が付いたことは、
・左の体幹が弱いので、左をあげる時に、反ってしまう。
・反ったまま、逆にローリングしようとするので、水中姿勢も左側が反っている。
というものです。
ウエストから骨盤までを後ろから包んでキュッと内側に引きこもらせること、背中を若干猫背に保つこと、を意識したら、これはだいぶ改善されました。
それに合わせてバタ足のラインもキュッと筒状にまとまったように思います。
また、腕の軌道をのんびりチェックしていたところ、
・うまく泳げていた時は、ひじが先行せず、手のひらの方が後方にある
・うまく泳げていた時は、ひじ上が体幹と一直線になってから、さらに肘下が体幹と一直線になるまで、もう1プッシュが入る。
・その時にひじが完全に水面に出ていると、かける水の量が減ってロスがある
ということにも気がつきました。
ストロークをわざと大げさにするドリルは、サイドキック姿勢に持ち込みガチな私があまりやるとちょっとよくない癖がついてしまいそうですが、たまにやると気付きがありますね。
また体をゆらゆら揺らすドリルは、自主練のウォーミングアップや、レッスン前にやると有効だと思いました。