マスターズビギナークラス:課題はドルフィンと、疲れたときの姿勢
今日はビギナー向けのマスターズクラスでした。
ビギナー向けと言っても、レッスン時間が短時間なだけで、出ている人たちはものすごく上手な人たちばかりなのですごく刺激になります。
今日のメニューは
200mアップ(私はIMで)
200mプル(行きは犬かき、帰りはIM)
200mキック(行きは上向き、帰りは下向き、IMで)
50m×4(ハードイージーIM)
でした。
以前は犬かきが全くできなかったのですが、平泳ぎのプルで水を捕まえて、横に逃さず後方に押す練習を教えてもらってから、少しずつ進むようになったのが嬉しいです。
キックに関しては、ドルフィンが上向きも下向きもひどい!
IMのスタートが全然進まない理由がよくわかりました。
特に上向きドルフィンではあまりに進まないので、途中で鳩尾からしならせるのを放棄してしまいました。
その後、要するに水を後方におしやれば体は前方に進むでしょ?と思って、膝を緩め、腿下をバネののように縮めては、ひざ下を板のようにして水を後方に押しやる作戦に。
ところがこれが悪手で、前に進むどころか、まな板の上の鯉のように上下にピチピチ跳ねるだけで、びっくりするほど進みませんでした。
あとで聞いたら、しなるのが悪いのではなく、私のしなりが足りなすぎたのが進まない原因だったらしいです。ちゃんと一度腿うらを使って下へしならせて、さらには体全体をしならせて水を最後まで斜め上までしっかり蹴り上げて、とのことでした。
そういえば背泳ぎのバタ足も、腿うらを使って水底へ引き付けるのが甘いせいで、水を斜め上方向に蹴り上げきれてなかったなあ。
まな板の鯉泳ぎは、ひざ下だけでバシャバシャやっているように見えたとのことでした。
最後のハードイージーでも課題が浮き彫りに。
1本めバタフライは、前の人たちの速さに煽られて、呼吸してたら遅れちゃう!とばかりに3ストローク1呼吸にしたところ、帰りのイージーの時に酸欠状態になりました。
私はドリル練習の時は必ず1ストローク1呼吸にしていたので、バタフライの息継ぎは割とできると思い込んでいたのですが、普段の息継ぎのリズムでは酸素が足りない!
それで体を反らせるくらいに頑張って息継ぎタイムを伸ばしたせいで、今度はフォームが乱れ、とても非効率的な動きになって、最後はバテバテになりました。
やっぱり無理せず2ストローク1呼吸で頑張ります。
2本目背泳ぎはスタートとターンで失敗して水を飲みました。
3本目平泳ぎはターン後の人かきひとけりで息が続かず急浮上。しかもパワーが持たずに、最後はカエル泳ぎになっていました。せめて50mくらいイージーではあっても平泳ぎで泳ぎたかったです。
4本目クロールもスタートとターンで失敗。
しかもクロールもやはり最初で飛ばしすぎ、呼吸を我慢しすぎたせいで、帰りのイージーの時に酸欠状態。
クロールは普段3ストローク1呼吸を崩さないようにしているのですが、ターン後は速攻浮上して呼吸し、しかも3ストローク待てずに2ストロークで呼吸するくらいの酸欠状態です。
しかも体幹まで疲れているせいで、イージーでは体の力を抜き切ってしまったのですが、これがまた悪手で。
呼吸の時に、体幹が落っこち、待っているべき方の手が周り、顔だけ上に突き上げ、ズブズブと沈んでいく、初心者丸出しの息継ぎになってしまいました。
最後の方で、あ!と気が付いて、ちょっとだけ手を抜くのをやめて、体幹を整え、前にある手をきちんと待つようにしたら、そのほうが呼吸が楽になったので、基礎は大事だなあと痛感しました。
ハードイージーでも、ハードで破れかぶれになるのではなく、ターン後からの2ストロークまではハードモードできちんと泳ぎ切れるくらいの塩梅で泳ぐことと、イージーモードの部分でも姿勢は崩さないで頑張る根性とを身につけようと思いました。
今までは他の人たちのレベルが高くて待たせるのも悪いし、ハードモードは体力的に不安だし、と思って見学していることが多かったのですが、挑戦することも大事だなーとつくづく思いました。自分がやるといかに周りがすごいかがよくわかりますね。
頑張ろうっと。