平泳ぎ:足のひきつけの改善

今日は足のひきつけを練習しました。

私は割と体が柔らかいこともあって、腿を背中に対し90度、つまり垂直の位置にひきつけた時にひざ下が腿にぴったりくっつき、お尻にかかとが当たるくらいまでひきつけていました。

なんなら腿をもっとお腹に近づけるくらいの角度で、さらにお尻にかかとがくっついていました。

初心者コースではそう習ったし、それで良いと思っていたのですが、今日中級コースに出てみたら、ひきつけすぎだという指摘が。

陸上でいうと、完全にしゃがみこんだ姿勢より、軽めにしゃがみこんだくらいの方が、高くジャンプできるのと一緒で、ひきつけすぎもよくないのだそうです。

 

ひざ下をひきつけすぎない、というのがなかなか難しくて、ひきつけないことを意識しすぎるあまり、腿のひきつけが甘くなって足先が水面に出ちゃったり、あるいは力を抜きすぎてしまい、踵まで緩くなって足裏にかかる水の量が減ってしまったりと散々でした。

でも確かにひきつけすぎない方が、軽い力でスーッと進むようには思います。ちょうど良い力の入れ具合を体に染み込ませようと思います。

 

また、私は膝も反対側に反るくらい関節がゆるいため、最近キックするたびに膝がグリングリン回って、痛くなっていました。

今日そのことを相談すると、膝をもっと広げたほうが、膝の負担は減るよということでした。

今までは、速く泳ぐには、水の抵抗を減らすためなるべく膝は腰幅くらいで…と聞いていたので、いわゆる「お姉さん座り」、膝を内側にし、踵を外側に向けるスタイルで泳いでいたのですが、私の歳になると故障をしないことが一番効率が良くなるので、ここは割り切って不恰好だけど膝は広げて泳ごうと思います。