クロール:力を抜いて、自分の体の変な癖や緊張を知る。

最近クロールをしていて、なんだか右側に寄っている…?と思うことがありました。

そしたら講師の方に、本当は円筒の中をスクリューのように進むのが理想なのに、左右のブレがある、との指摘が。

それを直すためにと教えてもらったのが、蹴伸び姿勢から体全体の力を抜き、肩からゆらゆらとローリングする、というドリル。

 

楽かと思いきやこれがなかなか難しいのです。

まず足が沈んでいくので上半身とは連動しないキックをついつい入れてしまいます。

これをなくすために体幹、特に自分を串刺しにした時の中心線をまずは意識し、円筒の中に体が収まるようにします。

あくまで肩の動きに合わせて肋骨が1つの筒のようによれたりせずにくるっと回転するようにし、それに合わせて腰下も揺らぐようにします。

うまくいくと肩からの動きが腕に伝わってゆーったりとかけ、それで進むようになります。

でもやっぱり体幹が酒樽のような1つの安定した筒のような動きにはなかなかなりません。

私の場合、左の体幹が弱いので、左側を使って左肩を水底の方にローリングするのも、上空の方にローリングするのもうまくできないのです。

他方右は右で、普段から、ウェストをキュッと縮め、肩と腰を引き寄せるような癖があるため、右肩を水底にローリングさせようとすると、ウエストがキュッと曲がる反動で左のお尻がブワッと空中に上がり、逆に右肩を上空にローリングさせようとすると腰がキュッと上がるせいで、下半身が右側によれた上、そこからさらに左のウェストが沈むという、なんともバランスの悪い結果に終わりました。

体の変な緊張や癖をとるのは難しいですね。自主練で復習しながら、スクリューの動きを身につけて行きたいと思います。