バタフライ:自主練:左軸のしなりと頭の位置に注意する。
私がバタフライを勢いよく泳ぐと、勢いよく水底に突っ込み、ものすごい角度をつけて浮上する、効率の悪い泳ぎになってしまいます。
理想は体長がながーい蛇が水面をゆーったりと縫うような泳ぎなのですが、それに比べると上下動がやたらと多い。
それをなるべくフラットにするため、今日は頭の位置を気をつけて泳いでみました。
ルールは頭をずーっと水面にだす、というもの。
その上で、ちゃんと前重心の蛇になろうというもの。
キックを弱くすればだいぶ安定してできるようになりましたが、キックを強く入れた途端元の無駄の多い泳ぎになってしまうのが悩みです。
少しずつ力を加えていく方向で直していこうかな。
競泳の大会をみていると、実際は入水時に頭は水中まで潜っているようですが、まずはフラットな泳ぎを覚えようと思います。
また、私は右側は自然にしなって自然に力を水に伝えられている一方で、どうも左の動きが硬いです。
全体にカクカクしているし、左の足首の角度が変なのか、何も考えずにキックすると空振りしてしまう。体幹も使えてないのですぐに反り腰になりがちです。
そこで泳ぐときはあえて左軸に注目し、そこが蛇のように動けているかチェックするようにしました。これだけでもだいぶキックが変わるので、しばらく癖付けを頑張ろうと思います。
平泳ぎ:お尻が下がらないように!
今日は、お尻の位置を高い場所に維持しながら、なるべく前傾姿勢で前に乗り込むように泳ぐ練習をしました。
私の場合、呼吸をしようとする時に、背中を寄せ、腰を反らせる癖があります。
前から見ると体がV字というか体の中心部がダラーんと下がった上、さらに横から見ると↘︎こういう感じでお尻が下がるというか。
なので、呼吸動作に入る前、具体的には腕でかくタイミングであえて肩甲骨を広げ、若干猫背気味にすること、お腹に力を入れて、お尻が後ろにコロンと落ちないことを意識しました。
そうすると起き上がり小法師のような、シーソーのような、前にコロン、後ろにコロンというお尻の体重移動が減って、全体的に前のめりに泳げるようになった気がします。
また、呼吸の時は前を向こうとすると体が立っちゃって、必然的にお尻が下がるので、なるべく水面、真下を見ることを意識しました。
平泳ぎ:足のひきつけの改善
今日は足のひきつけを練習しました。
私は割と体が柔らかいこともあって、腿を背中に対し90度、つまり垂直の位置にひきつけた時にひざ下が腿にぴったりくっつき、お尻にかかとが当たるくらいまでひきつけていました。
なんなら腿をもっとお腹に近づけるくらいの角度で、さらにお尻にかかとがくっついていました。
初心者コースではそう習ったし、それで良いと思っていたのですが、今日中級コースに出てみたら、ひきつけすぎだという指摘が。
陸上でいうと、完全にしゃがみこんだ姿勢より、軽めにしゃがみこんだくらいの方が、高くジャンプできるのと一緒で、ひきつけすぎもよくないのだそうです。
ひざ下をひきつけすぎない、というのがなかなか難しくて、ひきつけないことを意識しすぎるあまり、腿のひきつけが甘くなって足先が水面に出ちゃったり、あるいは力を抜きすぎてしまい、踵まで緩くなって足裏にかかる水の量が減ってしまったりと散々でした。
でも確かにひきつけすぎない方が、軽い力でスーッと進むようには思います。ちょうど良い力の入れ具合を体に染み込ませようと思います。
また、私は膝も反対側に反るくらい関節がゆるいため、最近キックするたびに膝がグリングリン回って、痛くなっていました。
今日そのことを相談すると、膝をもっと広げたほうが、膝の負担は減るよということでした。
今までは、速く泳ぐには、水の抵抗を減らすためなるべく膝は腰幅くらいで…と聞いていたので、いわゆる「お姉さん座り」、膝を内側にし、踵を外側に向けるスタイルで泳いでいたのですが、私の歳になると故障をしないことが一番効率が良くなるので、ここは割り切って不恰好だけど膝は広げて泳ごうと思います。
平泳ぎ:カエル泳ぎからの卒業を目指す。腕の使い方
今日の平泳ぎは、腕の使い方の改善をやりました。
初心者向け平泳ぎでは、腕を水平に広げていたのを、肘を立ててかくスタイルへ改善です。
まず最初のキャッチの段階で、私は漫然と手を広げていただけでした。
でも、ここで指先を左右外側に向け、手のひらを進行方向の逆側に向けてかきはじめると、捉えられる水の量が変わったように思いました。
水をかき分け体を前にのめり込ませる感覚です。
その次に今まではすぐにリカバリーに入っていたのを、肩より少し広め、グリコくらいまで広げたあと、肘を立てて肘下を垂直に立てるようにし、肘下全体で水を進行方向逆側に向けて押すことを意識しました。
前から見た時に腕と鎖骨がちゃぶ台のような感じになるようにするというか。
ここでも、肘下を後ろに引くというよりは、肘を支点にして、体を進行方向にのめり込ませることを意識しました。ジャンプするときのような感じです。そうすると体幹にキュッと力が入り、ちょっと猫背気味で前に進みます。
その次にリカバリーは肘先行で胸の前に持ってきていたのですが、肘を閉じるのではなく、肘下が垂直になったあと、肘支点で前に回転する流れの中で肘が閉じていく、という順番に変えてみました。
今までは平泳ぎの腕だけで泳いでいると、いつまで立っても進まずイライラしていたのですが、これだけ変えるだけで、だいぶ進むようになったので、嬉しかったです。
バタフライ:体幹の位置に注意する
今日のバタフライのレッスンは体幹を高い位置に保つ、でした。
今まではリカバリーから入水にかけて、反り腰になりお腹と胸が水底方向に突き出てズドーンと前のめりで沈んでいき、それに引っ張られて下半身もズブズブと沈んでいっていました。
それを下半身がつられて沈まないようにするレッスンです。
入水のタイミングであえてお尻をあげるようにし、その反動で第一キックを入れる、という動きのドリルをしました。
わたしの場合、お尻をあげようとすると、お腹の力が抜け、反り腰のまま、さらにお尻をそって突き出す結果となってしまいました。
私の場合は、平泳ぎの前傾姿勢を保つ時と同じような腹筋の使い方をずーっと維持しつつ、入水のタイミングで肩甲骨を開く方向で、少し猫背になり体の中心部分全体をキュッと上空に突き出すような意識でいた方が、目指す姿勢には近いのかなあと思いました。
水泳に馴染んでいる講師の方や男性は、割と普段からナチュラルに猫背気味の姿勢、肩甲骨を開いた姿勢ができているので、あとはお尻をあげるだけ、で済むのかもしれませんが、私の場合、以前ダンスをしていて、どちらかといえば猫背の反対、肩甲骨を寄せて胸を開くのが基本の姿勢で、さらには長年のハイヒール生活で、反り腰出っ尻、お腹の力が抜けて胸とお腹が前方に突き出された姿勢、というのが普段の姿勢なので、まずはここをなおすところから始めないとダメそうです。
講師の方とはそのあたりの「基本の姿勢」がかなり異なるので、講師の方のアドバイスを自分が実現するためには、その前提として、2、3ステップ別の課題をクリアする必要があるなというのが最近わかったこと。そこをうまく自分で探っていけるかどうかが上達のキモになりそうです。
今回は、そういう訳で、講師の方の指示はお尻を落とさないように、だったところを、私は上半身を上に引き上げる、という解釈で頑張ったのですが、そうしたら今度はそれを意識しすぎて上半身全体がガチガチになり、結果前方にのめり込む勢いを殺していると言われてしまいました…。
…先は長そうです。
でも、遠回りにはなるかもしれないけど、お腹の力が抜けないようにすること、肩甲骨を開き若干猫背の姿勢が保てるようになること、は他の種目でも役立つことだと思うので、これが体に馴染むまでは多少ぎこちなくても頑張ろうかな。
クロール:呼吸の仕方を学び直す。&ダッシュで水面を叩いちゃうのは反り腰のせい
クロール
今回は呼吸の仕方を習いました。
なんとなくできてるつもりだったけど、改めて左右両方ちゃんとしようと思うと、自分の悪い癖がついちゃっていたんだなあと反省仕切りです。
今日の指導は、
・一旦うつむいてからの方が顎をあげやすい。頭頂部は伸ばした腕につくように、なんなら目線は天井を、でした。
・伸ばした腕は沈まないように、
私は陸の生活でも、右側をむく癖があるので右は普通に顎を水面にあげやすいのですが、左がうまく上がらなくて、結果として頭を立ててしまう癖があったのですが、一旦うつむいてから、を意識したらだいぶ楽になりました。
他方伸ばした腕が沈みにくいのはその苦手な左呼吸。多分左の体幹が使えてないので、右呼吸するときは、腕がすぐに落ちちゃうのです。そのため楽な右呼吸をすると、左のキャッチがないまま空振りになるので、距離が稼げないという。
苦手な左呼吸の方が、右手がちゃんと伸びてキャッチもスムーズなので、うまく行かないものですね。引き続き頑張ろうと思います。
また、今日はダッシュもやりました。
バタ足は課題として頑張っていたはずなのに、ダッシュになった途端全てを忘れてただ水面をバシャバシャ叩くだけになっちゃいました。
なんでだろうと思ったら、どうも力を入れると勝手に反り腰になっちゃうみたい。
力を入れた状態でもちゃんとお尻をコントロールできるようになりたいです。
そのためには少しダッシュの練習も取り入れてね!と釘を刺されました。
いっつも力を抜いたリラックススイムしかしてなかったことがバレてます…。
頑張るよ!
平泳ぎ:キックがうまくできなかったのは体幹が悪かったのかも。
平泳ぎに関しては、左膝が痛いので、恐る恐るになっています。回転させないでまっすぐ後ろに蹴るキックを学ぶ良い機会にしようと思っているのですが、なかなか難しいですね。
お姉さん座りが余裕なので、平泳ぎに必要な体の柔軟性はあると思っていたのですが、いざやってみると、右足はまっすぐ後ろにけりこめるのに、左足はなぜか毎回軌道が変わってしまって、膝もグラグラと揺れたり回転したりしちゃいます。
うまく行かないなあと思って、腕の練習に切り替えてから、もう足をあまり意識せずに泳いじゃおう!って割り切ったらあれ?前より綺麗に泳げてる???
なんでだろうと思ったのですが、一つ考えられることは、キックだけを練習するときは、弱い左側の体幹がどんなに意識しても使えなかったのに対して、全体で泳ぐ時には、特に胸の位置やお尻の角度、入水の角度などを注意するため、使えてなかった左の体幹にもちゃんと力が入れられ、結果足の起点がぶれなくなった&適度に力が抜けたため、逆に自然なコースで足が動くようになった、のかなあと。
これが正しいかどうかは明日以降の練習で、試して見ようと思います。